うまいもん甲子園に、弊社が協賛をして4年目になります。
協賛を通して、日本の明日を担う高校生への応援はもちろん、私たちが関わらせていただいております、各地域の活性化に間接的にお手伝いをできればと思っています。また同時に、各地域の産業や特産物についての理解を深めていければ、何か新しい出会いやご縁があるのではとも思っております。
この場を通して、ご報告させていただければと存じます。
早速ですが、2017年8月1日に開催されました第6回うまいもん甲子園 関東甲信越予選を見学してきました。
天候は芳しくありませんでしたが、会場となった実践女子高校の家庭科室では、参加高校生たちの熱気が溢れていました。
激戦の結果、優勝は、千葉県立館山総合高等学校の「房総の恵 ぎゅっとピタ」に決まりました。
まるごと房総を感じることのできる料理の魅力はもちろん、紙で自作した「特大サイズのピタ」の小道具をつかったプレゼンテーションは、料理へのこだわりが見たままに大変わかりやすく、面白かったです。
また、準優勝は、茨城県立坂東農業高等学校「坂東ねッぎー（ねぎの風味を味わいたくない？！）」でした。
坂東ねぎを使ったトルティーヤという、ネギという癖のある食材をふんだんに使用した料理ということで、見ているだけでも、どういった味になっているのかと、想像力を掻き立てられる料理でした。また、プレゼンテーションでは、ゆるキャラのねッぎーも登場するなど、高校生と地域との深いかかわりを感じるプレゼンテーションでした。
他にも出場各校のメニューを通して、学校での学びや、地域への思い・活動等を知ることが出来、興味深かったです。
中でも特に、印象に残っているのは、地元の海の磯焼けの原因とされる魚アイゴを使用した、神奈川県立海洋科学高等学校の「磯焼けチーズバーガー」です。少し癖のある魚の味を食べやすくするという工夫はもちろん、ただ処分するのでなく美味しく活用することにより、問題を解決していこうという姿勢が大変印象深かったです。
うまいもん甲子園では、使用食材を通して、特産品だけではなく各地域が抱える問題を知ることも多くあります。各地域の特色を活かしたり、課題の解決に向けたりと様々な角度から自分の住む地域について思いをはせ、考案されたレシピからは、同じ日本国内とはいえ、知らないことを多く学び、大変勉強にもなります。
全ての地方予選を見学はできませんが、どのようなチームが集まってくるのか、全国大会が楽しみです。また、見学等参加をした際には、引き続き、この場からお知らせできればと思っています。
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