弊社が協賛しております、うまいもん甲子園決勝大会が、平成29年11月4日(土)浅草のまるごとにっぽんにて開催され、見学に行ってきました。「ご当地の食材を使ったオリジナルメニュー」のテーマをもとに、地方予選・一般投票を勝ち抜いた9チームによる調理、試食、プレゼンが行われました。
食や農林水産業を通じて高校生の夢を応援し、地域を盛り上げ日本を元気にするという目標の通り高校生自らが考案されたメニューはどれも驚くほど素晴らしいもので、一途に地元や食材に向き合う姿に熱意を感じることが出来ました。また各高校ともプレゼンテーションがとてもユニークで、考えたメニューをどのように伝えたらより素晴らしい作品になるかを研究されていて、農作物の産地等、発見や再認識を通し学びの多い時間となりました。
第6回うまいもん甲子園決勝出場9チームの中から優勝に輝いたのは、宮城県農業高等学校「パリッと閖上おにしらす」でした。優勝校のメニューは、副賞としてファミリーマートから全国展開商品化される予定です。
準優勝校には、三重県四日市農芸高等学校・千葉県立館山総合高等学校・福島県立小野高等学校の3校が選ばれました。特に小野高等学校は特別賞のサカタのタネ賞・凱旋レストラン賞を合わせると3つの賞を受賞されました。今大会から福島県選抜大会が開催され、郡山や仙台に営業所を構え、福島県をはじめ東北地方にゆかりのある弊社として協賛していたのもあり、トリプル受賞を見ることができ、感慨深いものがありました。
入賞を逃したチームもこだわって考えられたメニューで、各地の食に対する現状や地域食材について改めて学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。またこの翌日には、東京丸の内にて行われた食と農林漁業の祭典「ジャパンハーヴェスト2017」において出場高校のメニューを自ら販売するイベントも併せて行われました。全国大会に出場された高校生にとってメニュー考案からプレゼンに加え、実際に販売するところまで体験でき、とても貴重な経験となったのではと思います。